コストダウンと、安全面への配慮
武蔵野美術大学さま自らの施工は、コストダウンと施工作業の簡素化を実現し、安全面にも最善の配慮を施しています。
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コストダウンの工夫
パイプとジョイントの利用
フラッグの施工には、既製品のフラッグポールを使用せずに、ホームセンターで入手したプラスチック製のパイプと、ジョイントを利用しています。
パイプ部材の選定、組立てを自ら行なうことで、コストダウンを実現しているとの事ですが、まるでフラッグのために作られたかのように、ジャストな構造をしています。
シンプル、イージーな設置方法
コストダウンによって部材がシンプル化したため、施工、解体も容易になっています。
設置方法は、写真を一目見て頂ければ説明不要なほど、極めてシンプルな構造です。
また、フラッグ・ポールの一番下についているT字パーツは、立て台からの抜け防止だけではなく、回転防止も担っており、風に煽られてもフラッグの向きが変わりにくいという、合理的な構造になっています。
安全面への配慮
このフラッグ・マウントは、市民の方々に対する安全面の配慮を最優先事項と考えた上で、様々なパーツの選定が行なわれているそうです。
フラッグ・ポールを支えている、白い立て台は全長110センチあり、その内の約50センチほどを地中に埋めているため、不意に倒れたり、抜けるような事は殆どありません。
また、殆どの部材が柔らかめのプラスチックなので、万が一ぶつかる様な事があったとしても、怪我をしにくい構成になっています。